中国浙江省の天台揚水発電所で6月25日、4号機が稼働した。これにより、同発電所に設置された発電設備4基すべてが稼働を開始した。科技日報が伝えた。
天台揚水発電所は総出力170万キロワット(kW)で、上部貯水池、下部貯水池、導水システム、地下発電所などで構成される。単機出力42万5000kWの可逆式ポンプ水車発電機4基を設置しており、1基当たりの出力は中国の揚水発電所で最大規模となる。上部・下部貯水池の有効落差は724メートルに達し、同種の揚水発電所として世界最高水準とされる。
同発電所は浙江電力網の需給調整に使われる。ピーク時の電力供給、余剰電力の吸収、緊急時の電力供給に対応する設備として位置付けられている。年間発電量は約17億キロワット時(kWh)で、人口160万人規模の都市の年間家庭用電力需要に相当するという。

(画像提供:人民網)