2026年07月06日-07月10日
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中国でチタン製品が日用品に浸透 調理器具取引額が年平均109%増

2026年07月08日

 中国の消費市場では近年、「チタンブーム」が静かに広がっている。チタン合金製の眼鏡フレームや3C製品(コンピューター、通信機器、家電・電子機器)をはじめ、チタン製のカップ、鍋、自転車などの日用品まで、軽量で耐食性に優れたチタン製品が消費者の新たな選択肢となっている。新華社が伝えた。

 宝鶏鈦業股份有限公司板材工場の張瑜副工場長は、「以前、チタンは一般の人々の生活にはあまり身近な存在ではなく、高級素材で生産量が少なく、価格も高いというイメージだった。しかしここ数年、技術の進歩によってチタン材の生産量が大幅に増加し、価格も低下したことで、チタン製の日用品が増え、より多くの消費者が購入・利用できるようになった」と説明した。

 チタンは、航空宇宙や深海開発などの分野で主に使用されてきた。中国では国産大型旅客機、有人宇宙船、深海有人潜水船などに活用されてきたが、今では一般家庭にも浸透しつつある。2023年から2025年にかけて、ECプラットフォーム「京東」におけるチタン製調理器具の取引額の複合年間成長率は109%に達し、急速な成長を見せている。

 陝西省宝鶏市では世界のチタン材の約3分の1が生産されている。1960年代、国はここにレアメタル加工拠点を建設し、それが現在の宝鈦集団(BAOTIグループ)の前身となった。宝鶏鈦業股份有限公司板材工場は、宝鈦集団の主要生産拠点の一つだ。

 張氏は、「スポンジチタンの製造から溶解、加工、精密加工までを一貫して行う生産ラインを整備したことで、中国は世界で4番目に完全なチタン工業体系を持つ国となった。60年にわたり宝鈦集団は製造技術を継続的に革新し、製品分野を拡大してきた結果、海外製完成品への依存度は大幅に低下した」と述べた。

(画像提供:人民網)

 
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