2026年07月13日-07月17日
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中国、風力・太陽光の設備容量が火力上回る 電力消費は10兆kWh超

2026年07月13日

 中国では猛暑に伴い、エアコンなどの利用による電力需要への対応が課題となっている。人民網が伝えた。

 中国の2025年の電力消費量は10兆3700億キロワット時(kWh)に達し、初めて10兆kWhを超えた。中国の大規模な電力需要を支えているのが、発電設備、広域送電網、エネルギー貯蔵設備を組み合わせた電力供給体制である。

 発電設備を見ると、2025年末時点の中国の設備容量は38億9000万キロワット(kW)に達した。このうち、太陽光発電は12億kW、風力発電は6億4000万kWで、両者を合わせた設備容量は18億4000万kWとなり、全体の47.3%を占めた。風力・太陽光発電の設備容量は、同年に火力発電の設備容量を初めて上回った。

 ただし、設備容量は発電設備が出力できる最大規模を示すもので、実際の発電量とは異なる。風力発電や太陽光発電は天候によって出力が変動するため、設備容量が増えても、火力発電や水力発電などを含む複数の電源を組み合わせる必要がある。2025年の再生可能エネルギーによる発電量は3兆9900億kWhで、全発電量の約38%を占めた。

 送電網では、中国西部や北部などで風力、太陽光、水力によって発電した電力を、需要の多い東部・中部へ送る広域送電ルートが整備されている。国家電網有限公司は2025年末までに、超高圧送電プロジェクト42件を完成させ、地域間の送電能力を3億7000万kWまで拡大した。

 エネルギー貯蔵設備の整備も進んでいる。2025年末時点で、中国で稼働する新型エネルギー貯蔵設備の出力は1億3600万kW、貯蔵容量は3億5100万kWhに達した。風力・太陽光発電による電力を一時的に蓄え、需要に応じて供給するために使われる。

 中国では、地域間を結ぶ超高圧送電網の整備とエネルギー貯蔵設備の導入が進められている。猛暑時にも電力を安定して供給するには、風力・太陽光発電の設備を増やすだけでなく、火力発電を含む複数の電源、送電網、エネルギー貯蔵設備を一体的に運用する必要がある。

 
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