2026年07月13日-07月17日
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中国、海洋観測衛星「海洋2号E」打ち上げ 船舶監視や漁場予測に活用

2026年07月13日

 中国航天科技集団第五研究院が開発した海洋観測衛星「海洋2号E」が2日、運搬ロケット「長征4号B」によって打ち上げられた。新華社が伝えた。

 同研究院の専門家、張慶君氏によると、海洋2号Eは、2018年に打ち上げられた海洋2号Bの後継機として運用され、現在軌道上で運用されている海洋2号C、Dなどとともに、中国の海洋力学・海洋環境監視業務を担う。

 海洋2号Eは、レーダー高度計、マイクロ波散乱計、マイクロ波放射計、校正放射計の4種類の主要なマイクロ波リモートセンシング装置を搭載している。海面高度、有義波高、海上風況、海面水温などのデータを取得し、海洋気象予報やエルニーニョ現象の研究などに活用する。

 海洋2号シリーズ衛星が取得する風、波、海流などの海洋力学・海洋環境データは、海洋気象や防災・減災のほか、遠洋漁場の分析や漁況予測にも活用されている。漁況を事前に把握することで、漁獲量の向上や漁船の燃料消費の削減につながるとしている。

 海洋2号B以降の衛星には、船舶自動識別システム(AIS)も搭載されており、船舶の位置、航行速度、コールサインなどの情報を継続的に取得できる。

 張氏は、衛星搭載型AISについて、従来の陸上型AISでは沿岸から約60キロメートル以内に限られていた船舶情報の取得範囲を広げ、世界各地の船舶の航行状況を把握することで、海上での人命や航行の安全確保に役立つと説明した。

(画像提供:人民網)

 
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