中国上海市付近の海域で7月22日、ロケット「引力1号遥4」に搭載された衛星「紫丁香3号」が打ち上げられた。開発したのは、ハルビン工業大学の「紫丁香学生超小型衛星チーム」だ。新華社が伝えた。
プロジェクトの開始当初、チームメンバーの約70%は学部生で、平均年齢は22歳だった。
「紫丁香3号」は扁平な円盤型の衛星で、本体の厚さは5cm以下。スマートフォンの横幅よりも薄い。同衛星の総設計責任者で、宇宙学院博士課程の孫茂金氏は、「扁平な構造により、衛星をCDのように積み重ねて搭載できるため、打ち上げ効率を高められる」と説明した。
エネルギーサブシステムを担当した宇宙学院修士課程の尹智氏は、「教科書では、衛星を構成する各サブシステムとその機能を覚えればよい。しかし、新しい衛星を実際に設計する際には、システム全体の機能を実現するため、各部品がどのような役割を果たすのかを一つずつ考えなければならない」と語った。
宇宙学院博士課程の李安康氏は、「衛星が無事に軌道へ投入されたことで、本当の試練が始まった。今後も飛行制御を行い、衛星からリアルタイムデータを受信する予定だ」と述べた。

(画像提供:人民網)