中国青海省西寧市にある中復神鷹炭素繊維西寧有限公司の炭素繊維産業拠点で、操業開始から5年間の高性能炭素繊維の累計生産量が7万トンを超えた。同社が8日明らかにした。中国新聞網が伝えた。
炭素繊維は直径5~7マイクロメートル、炭素含有量90%以上の材料で、比重は鋼の4分の1未満である一方、強度は鋼の7~10倍に達する。軽量、高強度、高弾性率、耐高低温性、耐腐食性、耐疲労性などの特性を持ち、「新材料の王様」「黒い黄金」と呼ばれることもある。
2021年9月8日、中復神鷹青海西寧年産2万5000トン高性能炭素繊維プロジェクトの第1期が操業を開始した。同拠点では、同社が独自開発したドライジェット湿式紡糸技術を採用しており、主要設備の中国製比率は95%以上となっている。T700、T800、T1000、Mシリーズなどの高性能製品を量産できる。
製品は風力発電設備、水素エネルギーの貯蔵・輸送、新エネルギー自動車、航空・宇宙、先端設備、ロボットなどの分野で利用されている。中国国内のハイエンド炭素繊維市場で約50%のシェアを維持しており、イタリア、ドイツ、フランスなどにも輸出されている。

(画像提供:人民網)