中国の小惑星探査機「天問2号」が、小惑星「カモオアレワ(2016 HO3)」とのランデブーに成功し、現在、小惑星の近くで随伴飛行による探査を行っていることが13日、中国航天科技集団によって明らかになった。天問2号は、中国初の小惑星探査・サンプルリターンミッションを実施しており、試料採取と地球への帰還に向けた準備を進めている。科技日報が伝えた。
同日に開かれた第16回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空ショー)の記者会見で、中国航天科技集団の報道官、郝長峰氏は「博覧会期間中、同集団の『探索空間』展示エリアで小惑星探査の最新成果と今後の方向性を紹介する」と説明した。また、「天問2号」の探査機本体と帰還カプセルの原寸大模型を展示し、約10億キロを飛行して小惑星に到達した同機について、来場者に間近で知ってもらいたいと述べた。
「天問2号」は2025年5月29日に打ち上げられ、2026年7月初めに小惑星「カモオアレワ」に到達し、科学観測を開始した。今後は小惑星の試料を採取し、帰還カプセルで地球に持ち帰る。その後、探査機本体はメインベルト彗星「311P」に向かい、探査を続ける予定だ。
(提供元:人民網)