2026年10月26日-10月30日
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中国の研究機関が世界の環境・産業データ9セットを公開 SDGsの達成状況を評価

2026年10月27日

 中国の持続可能な開発ビッグデータ国際研究センター(SDGセンター)は19日、北京で開幕した「2026年国際学術会議(ISC)中期会員大会・北京科学対話」で、世界の環境や産業活動に関する9セットのデータを公開した。土壌の水分量や工業活動による熱源、人体が受ける熱ストレスなどを対象としており、各国が持続可能な開発目標(SDGs)の達成状況を評価する際に役立てる。科技日報が伝えた。

 今回公開された「世界の持続可能な開発データ製品(2025)」には、最長38年間のデータが含まれ、最も細かいものでは10メートル単位、1時間単位で状況を把握できる。土壌水分のデータは、中国の気象衛星「風雲3号」を活用し、世界の状況を1キロメートル単位で毎日観測したもので、221カ所の地上観測所の実測データで精度を検証した。また、工業活動に関するデータでは、12年間で世界の熱源2万4492カ所を特定した。人体が受ける熱ストレスのデータは2000~24年を対象としており、世界の陸域における平均熱気候指数が約1.5℃上昇したことが分かった。

 同センター主任で中国科学院院士(アカデミー会員)の郭華東氏は、世界の持続可能な開発をめぐる課題について、データそのものの不足から、データを収集・活用する能力の地域間格差へと変化していると指摘。特に、環境が脆弱で開発が遅れている地域ほど、独自の観測手段が不足しており、データの共有が重要だと述べた。

 同センターは2021年の設立以来、データの整備と公開を進めており、これまでに174の国・地域に科学データを提供してきた。郭氏によると、先進国の研究者だけでなく、発展途上国でも広く利用されているという。

(提供元:人民網)

 
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