韓国科学技術情報通信部(MSIT)は、同部の2025年度予算が24年度から5.9%増加して過去最高水準の19兆ウォンとなり、研究開発(R&D)予算は16.1%増の9兆7000億ウォンとなったことを発表した。
MSITは過去1年間にわたり、R&Dにおける非効率的な慣習の排除や旧態依然とした規制の改善に取り組んできたと述べている。再構築されたR&Dシステムに基づくMSITの2025年度の主要投資分野は以下の通りとなる。
一方、韓国政府全体の2025年度のR&D予算は24年度から11.8%増加して29兆7000億ウォンとなった。韓国政府のR&D投資における主要分野は以下の通りである。
上記の予算を含む韓国政府の2025年度予算案は9月2日に国会に提出され、各常任委員会と予算委員会の審査、本会議での議決を経て最終決定される。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部