LGグループが、企業自らが修士・博士レベルの高度専門人材を育成する、韓国初の社内大学院を設立した。LG経営開発院AI研究院は3月4日、教育部の認可を受けた「LG AI大学院」を正式に開院したと発表した。
社内大学院は、企業が従業員の専門性向上を目的に設置する生涯教育施設で、修了時には大学院卒業と同等の学歴および学位が認められる制度である。この仕組みは、2025年1月に施行された「先端産業人材革新特別法」第4条に基づき新設されたもので、同法は大学中心だった人材育成体系を補完し、産業界が主体となる高度人材育成システムの構築を推進するために制定された。
LG AI大学院は、実務能力を備えた人材と研究分野を牽引するリーダーの育成を目指し、人工知能学科に修士課程25人、博士課程5人の計30人を受け入れる。教員陣は産学界の研究者に加え、LG AI研究院の専門家で構成される。
学生選抜はコーディングテストや深層面接などの評価過程を経て行われる。教育には、LG AI研究院が保有する研究インフラや産業データを活用し、現場直結型の実践教育環境を提供する方針だ。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部