2026年09月
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AIハイウェイの中核、国家AIコンピューティングセンター起工 韓国MSIT

韓国の科学技術情報通信部(MSIT)は8月18日、AI研究・開発・サービスを支える国家AIコンピューティングセンターの起工式を3日に全南光州統合特別市の海南郡にあるソラシド・データセンターパークで開催し、本格的な建設に着手したと発表した。

同センターは、韓国を世界3大AI大国にする「AIハイウェイ」の中核インフラで、2028年までにAIチップ1万5000個を備える。先端的なAIコンピューティング資源を確保し、国産AIチップの普及と韓国のAIエコシステムの成長を支援する。

運営事業者の公募には、海南ソラシドを建設地に提案したサムスンSDS主導のコンソーシアムが単独で応募し、技術・政策評価、財務審査、国民成長ファンドによる出資承認を経て選定された。政府の呼び水的な出資を基盤に民間資本と専門性を結集するため、MSIT、金融委員会(FSC)の国民成長ファンド、同コンソーシアムが官民共同出資し、6月10日にアン・ジョンテ(Ahn Jung-tae)氏を代表取締役とする韓国AIコンピューティングセンター(KOACC)を設立した。KOACCがセンターの建設と運営を全面的に担う。

KOACCは、韓国電力公社への電力供給申請を完了し、給水管路の建設などを進め、新棟と高性能AIサーバーの運用設備を並行して整備する。完成前の2027年には、導入予定のコンピューティング資源の一部をサムスンSDSのデータセンターから先行提供し、産業界、大学、研究機関の喫緊の需要に対応する。完成後は、世界最高水準のAIコンピューティング基盤を合理的な価格で提供する。

MSITはセンター内に研究開発(R&D)ゾーンを設け、国産AIチップの設計と試作品の検証環境を提供し、性能検証済み製品の商用サービスへの投入も支援する。ペ・ギョンフン(Bae Kyung-hoon)副首相兼科学技術情報通信相は、先端GPUの確保と国産AIチップ開発を同時に促進し、韓国のフルスタックAI競争力を確保して、アジアのAIインフラ拠点への飛躍につなげると述べた。また、豊富な再生可能エネルギーと拡張可能な立地を生かし、同パークが地域と国家の均衡発展モデルになることに期待を示した。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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