オーストラリアのメルボルン大学(University of Melbourne)は、英国の英クアクアレリ・シモンズ(QS)が、6月5日付けの世界大学ランキング(World University Rankings)で、同大学が13位にランクインしたことを発表した。
同大学は世界三大大学ランキングであるQS(13位)、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education)(37位)、世界大学学術ランキング(Academic Ranking of World Universities)(35位)の全てで国内最高位となった。QSでは33位から14位へと躍進した前年からさらに順位を上げた。「持続可能性」「雇用成果」のスコアが急上昇し、「学術的評判」、「雇用者からの評判」、「国際研究ネットワーク」のスコアも上昇した。
同大学は2024年4月に発表されたQSの研究分野別世界大学ランキング(World University Rankings by Subject)でも、100位以内にランクインした分野が豪州で最多の53分野、そのうち20分野は25位以内に入るという高評価を獲得している。
ダンカン・マスケル(Duncan Maskell)学長(Vice-Chancellor)は、「メルボルン大学の卒業生は各分野のグローバルリーダーとなるべく育てられており、世界レベルの教育を受けていると認識されている。このことは、『雇用者からの評判』のスコアの上昇や、世界中で雇用される卒業生の能力によって裏付けられている」と語った。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部