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宇樹科技、人が乗れる変形ロボット「GD01」を発表

2026年05月20日

 中国のテクノロジー企業・宇樹科技(Unitree Robotics)は12日、人が乗れる量産型変形ロボット「GD01」を発表した。トランスフォーマーを彷彿とさせるこのロボットは、直立した状態で腕を振り回したり、レンガの壁を打ち破ったりできるだけでなく、数秒で四足歩行形態に変形できる。人民網が伝えた。

 GD01の動画が公開されると、大きな反響を呼び、「一発でレンガの壁を打ち破る」、「数秒で2つの形態のスムーズな変形が可能」などのワードがトレンド入りした。

 GD01の動画には同社の王興興最高責任者(CEO)が登場し、自ら乗り込んで操縦する様子が公開された。

 同社の情報によると、GD01には500キログラム級の動的バランス制御システムが搭載されており、二足と四足の間でスムーズに変形可能だ。二足形態では都市の道路での走行や方向転換を行うことができ、四足形態ではやや複雑な地形の階段や坂などを上ることができる。公式デモ動画では、腕1本でレンガの壁を倒す様子も見られる。

 同社は、「これはコンセプトモデル車両ではなく、実際に量産が可能な一般向けの移動手段だ」と強調する。ロボットはここ数年、四足ロボット犬から人型ロボットへ、さらには人が乗れる変形ロボットへと発展を遂げてきた。業界では、人が乗れる変形ロボットの商用化にはまだしばらく時間がかかると見られていたが、GD01の登場により、商用化は大幅に前倒しされることが予想される。

 中国科学技術大学工程科学学院の張世武副院長は、「GD01の現在の最大の意義は、このタイプのロボットの第1号機であるという点にある。機能についてはいろいろな面でまだ限られているが、人型ロボットの第一の役割は、一連の特殊な作業シーンに対応できるという点にある。たとえば、災害救助や救援活動などの複雑なシーンで応用が可能だ。もう一つの役割は演出用途で、映画やテレビなどでの利用も考えられる。ただ、一般向けの移動手段とするには、まだしばらく時間が必要だ。安全性、バッテリー、速度の問題が解決できれば、応用シーンがより一層広がる」との見方を示した。

画像は人民網日本語版(CCTV提供)より

 
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