2026年05月25日-05月29日
トップ  > 中国 科学技術ニュース >  2026年05月25日-05月29日 >  中国の衛星測位「北斗」、対応スマホ14億台に拡大 車載機器も1億台超

中国の衛星測位「北斗」、対応スマホ14億台に拡大 車載機器も1億台超

2026年05月26日

 18日に「2026年中国北斗時空産業発展白書」が発表され、2025年の中国の北斗時空産業の総生産額が1兆3323億元(1元=約23円)に達したことが明らかになった。中央テレビニュースが伝えた。

 北斗時空産業は、中国が開発した北斗衛星測位システムを中核に、リモートセンシング地理情報、移動通信、屋内測位などの技術を組み合わせた産業体系である。

 同白書によると、2025年の北斗時空産業の総生産額は1兆3323億元だった。うち、基盤となる衛星測位システム産業の生産額は前年比9.24%増の6290億元だった。

 北斗システムは、通信、電力、交通輸送などのインフラで利用されている。通信分野では、5G基地局と北斗システムを組み合わせた「通信・ナビゲーション・センシング」一体型のデジタルインフラの整備が進み、サービス範囲は地上から低空域や地下へと広がっている。

 電力分野では、2025年末時点で、北斗による測位、時刻同期、ショートメッセージ通信などの機能に対応した各種デバイス約40万台・セットが導入されている。また、電力産業向けの北斗地上増強基準局は3000カ所以上の整備・配置が完了し、位置情報サービスの提供に利用されている。

 中国衛星ナビゲーション測位協会(GLAC)の趙継成副会長によると、北斗測位機能に対応したスマートフォンは14億台に達し、スマートフォン全体の98%を占める。北斗測位機能に対応したウェアラブルデバイスの保有台数は1億6000万台を超え、乗用車1億台以上に北斗のナビゲーション・測位機能を備えた車載端末が搭載されている。

画像は人民網日本語版(CCTV提供)より

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

中国科学技術ニューストップへ
上へ戻る