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宇樹科技、天津市と戦略協力 エンボディドAIの実用化推進

2026年06月03日

 中国のロボット企業、宇樹科技(Unitree)は5月27日、天津市政府、天津経済技術開発区と戦略的協力合意に調印した。天津経済技術開発区でエンボディドAIの実用化を進め、京津冀(北京・天津・河北)地域での関連産業の集積を目指す。中国新聞網が伝えた。

 双方は今後、合意に基づき、天津市の人材、産業、港湾などの強みを生かし、実用化や研究開発の面で協力を進める。宇樹科技は、天津の産業基盤や政策面の条件を踏まえ、北方地域の応用シーンに対応した研究開発を進める。

 双方はまた、天津経済技術開発区を重点エリアとし、セキュリティ対策・巡回検査、消防・救援活動、教育・トレーニング、工場の運営・メンテナンスなどを中心に、港湾、石油化学工業、設備製造業などの分野でスマートロボットの応用を推進する。研究室で開発された先端技術を、生産ラインや実際の応用シーンで使えるようにする取り組みも進める。

 双方はさらに、天津市内の大学や研究機関と連携し、エンボディドAI分野の専門人材の育成にも取り組む。

 宇樹科技の共同創業者である陳立氏は天津について、「ロボット産業チェーンの基盤があり、エンボディドAIロボットの開発・応用に必要な環境が整っている」と述べた。

 天津経済技術開発区管理委員会の洪世聡主任は、同開発区として、交通拠点、産業集積、都市機能を一体的に整備する計画に基づき、企業の進出・発展に必要な用地や資源面の支援を進める考えを示した。

 
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