2026年06月01日-06月05日
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中国、マイナス41度の南極で熱水掘削 雪上車や海底地震計も試験

2026年06月04日

 中国第42次南極観測が5月18日、「雪竜2号」の帰還により終了した。今回の観測には550人の観測隊員が参加し、「雪竜号」と「雪竜2号」の2隻で199日間にわたり、総航程は7万海里超に及んだ。101地点で総合調査を行い、国家テクノロジー計画の5分野45プロジェクトも実施された。参加人数と任務量はいずれも過去最多だった。中国科技網が伝えた。

 今回の観測では、熱水掘削システム、次世代「雪豹」雪上車、海底地震計アレイ、内陸モジュールなどが投入・試験された。熱水掘削システムは南極で初めて実地試験され、「雪豹」雪上車は南極内陸での試験を行った。南極半島周辺海域では、海底地震計アレイを設置した。内陸モジュールの試験も行われた。

 東南極の麒麟氷下湖地域では、マイナス41度の環境下で、氷下湖チームの隊員らが極地氷床熱水掘削システムを使い、掘削作業を行った。掘削深度は3413メートルに達した。

 氷下湖チームの郭井学隊長は、「今回の観測では、熱水掘削設備を用い、極地用熱水ドリルの耐低温性能、外来汚染物質の制御、大深度ホースとウインチの高精度制御など、複数の技術を確認した。極地での大深度熱水掘削を効率的、安定的、かつクリーンに進めるための技術が、今回の掘削につながった」と述べた。

 
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