2026年06月15日-06月19日
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AI計算センターに800V直流給電 青島で「算電島」公開

2026年06月15日

 AI(人工知能)向け計算センターに電力を供給する高圧交流・直流プレハブ電源ステーション「算電島」が6日、中国山東省青島市で公開された。AI計算センターの電力供給に対応する設備として開発された。科技日報が伝えた。

「算電島」は、青島特鋭徳電気股份有限公司が開発した。今回公開された設備は青島市嶗山区に設置されており、計算センター専用の一体型送配電設備となっている。高圧変圧器やガス絶縁開閉装置、中圧スイッチギア、固体変圧器(SST)、制御・通信システムなどを工場でモジュール化し、現場で組み合わせて設置する。従来の土木建設型高圧変電所は建設に12~18カ月を要したが、「算電島」は最短5カ月で施工・引き渡しが可能だという。

 この設備は110キロボルト(kV)または220kVの高圧送電網に直接接続され、内部変換を経て複数系統の800V直流電力を出力し、サーバーに供給する。従来のデータセンターでは多段階の変圧や交流・直流変換が必要だったが、「算電島」は高圧電力を取り込み、直流電力として供給する仕組みを採る。

 太陽光や風力発電が多い時間帯には、データクリーニングやAIモデルの事前学習など、実行時期を調整しやすい計算タスクを増やす。一方、電力需要のピーク時や天候変動で発電量が大きく変動した場合には、非中核的な計算タスクを抑える。蓄電設備やスーパーキャパシタとも連携し、計算負荷と電力供給の変動を平準化し、AI学習やリアルタイム推論などに必要な電力供給を維持する。

 
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