2026年06月22日-06月30日
トップ  > 中国 科学技術ニュース >  2026年06月22日-06月30日 >  大型トラックを4.8分間に1台生産 中国のスマート工場で進む自動化

大型トラックを4.8分間に1台生産 中国のスマート工場で進む自動化

2026年06月22日

 中国陝西省西安市の西安経済技術開発区にある陝西汽車控股集団有限公司(陝汽)の新エネルギー・スマート工場では、自動搬送やロボット組立を取り入れた大型トラックの生産が行われている。人民網が伝えた。

 工場では、自動運転のAGVスマート搬送ロボットが、見えない磁気軌道に沿って資材を運ぶ。大型トラックの車体フレームは、高架EMSシステムによって指定された作業台へ自動搬送される。タイヤ自動組立ロボットは「腕」を伸ばし、ナットを1秒で締め付ける。

 陝汽の総組立工場の季翔上級業務副経理によると、同工場は1本の生産ラインで複数の車種を同時に組み立てることができ、複数車種プラットフォームの共通ライン生産に対応している。総組立作業場では4.8分ごとに1台の新エネルギー大型トラックを生産している。

 同工場は、国家6部門から卓越級スマート工場に認定されている。パワートレイン搭載や運転室搭載など50の中核工程で「人間と機械の協働による自動化」を実現しており、年間5万台の大型トラックシャシー組立能力と、年間10万台の運転室組立能力を備える。

 スマート製造は現在、陝西省で工業成長モデルの転換と産業成長の新たな原動力づくりに向けた取り組みの一つとなっている。同省には現在、卓越級スマート工場が16カ所、先進級スマート工場が143カ所、基礎級スマート工場が402カ所ある。

(画像提供:人民網)

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

中国科学技術ニューストップへ
上へ戻る