2026年07月13日-07月17日
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中国・寧夏に大型「トークン工場」 AI推論能力をサービス化

2026年07月16日

 中国寧夏回族自治区中衛市に、大規模な「トークン工場」が建設される。AIの推論処理能力をトークン単位で提供する施設で、中衛工業園区管理委員会と協鑫能源科技股份有限公司が9日、投資協定を締結した。中国西北地域では、大規模かつ標準化されたトークン供給拠点となる。中国新聞網が伝えた。

 トークンは、AIがテキストや画像、音声などを処理する際の基本単位で、AIサービスの利用量や料金を算定する単位としても使われる。トークン工場は、大規模な高性能サーバー群と演算資源のスケジューリング、推論処理の最適化システムを組み合わせ、AIの処理能力をトークン単位のサービスとして提供する施設である。

 中国では現在、トークン工場の小規模な試験拠点が一部地域に設けられているが、大規模な一体型施設の事例は限られている。今回の施設は3期に分けて建設する。完成後は、大規模AIモデルの開発企業やAIサービス事業者に対し、標準化されたトークン利用サービスのほか、演算資源の調整、運営、取引を一体化したサービスを提供する計画だ。

 建設地に中衛市が選ばれた背景には、再生可能エネルギーによる電力供給がある。同市の新エネルギー発電設備の容量は1812万キロワット(kW)に達し、年間発電量は160億キロワット時(kWh)を超えている。

 
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