中国のキャリアロケット「長征10号B」が10日、海南商業宇宙発射場から打ち上げられ、衛星を予定の軌道に投入した。第1段と第2段の分離から約6分後、第1段機体が回収された。中央テレビニュースが伝えた。
中国工程院院士の赫暁東氏は、再使用型ロケットに使われる材料について、「機体が焼損してはならず、帰還後に再び飛行し、繰り返し使用する必要がある。使い捨て材料よりも開発の難易度ははるかに高い」と説明した。
断熱材を1000℃を超える炉で加熱した後に取り出したところ、変形はみられなかった。また、取り出した直後でも素手で持つことができたという。
赫氏によると、材料を取り出した際、内部の熱が表面に伝わり続けることはなく、縁の部分だけが黒く変色していた。赫氏は「これは熱が縁から放散されたことを示しており、この材料は高い断熱性能を持つ」と説明した。