中国のキャリアロケット「長征10号乙」が10日、海南商業宇宙発射場から打ち上げられた。ロケットの1段目と2段目の分離から約6分後、1段目は垂直姿勢で降下し、洋上回収プラットフォームの網で捕捉された。中国がキャリアロケットの1段目を制御しながら回収したのは初めて。人民網が伝えた。
ロケットの1段目を回収して再使用できれば、打ち上げコストの低減や打ち上げ頻度の向上につながる。中国では低軌道衛星コンステレーションの構築が進められており、大量の衛星を打ち上げるための輸送能力を確保するうえでも、再使用型ロケットの実用化が課題となっている。

(画像提供:人民網)