工場や商業施設などでロボットの活用が広がる中、実際の現場に投入する前に安全性や信頼性を確認する検査の重要性が高まっている。中国上海市の上海ロボット産業技術研究院では、ロボットの「健康診断」に当たる各種の検査や評価を行い、基準を満たした製品に認証を与えている。新華社が伝えた。
同研究院が実施するロボットの検査は、大きく2種類に分かれる。1つ目は必須検査で、主に製品の安全性と電磁両立性を確認する。2つ目は等級評価で、ロボットメーカーが製品の位置づけや使用場面に応じ、信頼性、情報セキュリティ、機能安全、スマート化の4分野から必要な評価を選択する。
ロボットが稼働前に検査を受ける理由について、同研究院の柴熠常務副院長は、安全性の確保が重要だと説明した。厳格な品質検査・評価制度は、ロボット製品の品質と安全性の向上に役立つとともに、中国のロボット産業の健全で秩序ある発展にもつながるとしている。

(画像提供:人民網)