中国企業が製造した電圧400キロボルトのプレハブ式変電所がこのほど、オマーンで送電を開始した。人民網が伝えた。
オマーンに輸出された変電所は、それぞれ独立した機能を持ち、システムとして連携する4棟の集積型プレハブ建築物で構成されている。全体は24個の標準化された機能モジュールを組み合わせたもので、設計、生産、組み立て、システム結合試験は中国国内で行われた。
各モジュールはオマーンへの輸送後、現地で組み立てられ、電力系統に接続された。従来型の変電所では大規模な土木工事や現地での調整作業が必要となるが、プレハブ方式では工場で製造・調整したモジュールを現地で組み立てるため、建設期間を短縮できる。
青島特鋭徳電気股份有限公司の姫広輝副総裁によると、従来型の変電所は建設に1年半から2年を要するのに対し、今回のプロジェクトでは、受注、生産、海上輸送、現地での設置・調整、試運転、送電までを6カ月未満で完了した。
2026年上半期(1~6月)の山東省の電設資材輸出額は、前年同期比9.3%増の267億3000万元(1元=約24円)となった。このうち、変電所と変圧器関連製品の輸出額は70億元を超えた。
青島大港税関によると、これらの電力関連製品は主に欧州連合(EU)、中東、アフリカ、韓国などに輸出されている。特にEUとアフリカ向けが伸びており、高圧・大容量の変電設備やプレハブ式変電所の輸出量も増加しているという。