中国の数学者、鄧煜(Yu Deng)氏と王虹(Hong Wang)氏が、数学分野を代表する国際賞の一つである2026年のフィールズ賞を受賞した。国際数学連合(IMU)が23日、米フィラデルフィアで開かれた国際数学者会議の開会式で発表した。新華網が伝えた。
フィールズ賞は4年に1度、国際数学者会議に合わせて授与される。受賞者は原則4人以内で、受賞年の1月1日時点で40歳未満の数学者を対象に、これまでの研究成果と今後の研究への期待を踏まえて選考され、「数学界のノーベル賞」とも呼ばれる。
鄧氏は偏微分方程式分野の研究、王氏は調和解析と幾何学的測度論、3次元掛谷予想に関する研究が評価された。
鄧氏と王氏はいずれも2007年に北京大学数学科学学院へ入学した。鄧氏は現在、米シカゴ大学数学科教授を務めている。王氏はフランス高等科学研究所(IHES)の常任教授と、米ニューヨーク大学クーラント数理科学研究所の教授を兼任している。

2026年のフィールズ賞受賞者。左から鄧煜氏、米国の数学者ジョン・パードン(John Pardon)氏、カナダの数学者ジェイコブ・ツィマーマン(Jacob Tsimerman)氏、王虹氏。(画像提供:人民網)