2026年08月03日-08月07日
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中国のAI映像制作で人材不足 編集職の求人179%増、月収2万元も

2026年08月03日

 中国の映像業界では、AI(人工知能)を活用した作品制作の拡大に伴い、必要とされる人材が変化している。AI編集者や、AIが生成した映像の品質を調整し、素材を選別する担当者などの需要が高まり、2026年6月のAI編集者の求人数は前年同月比179%増となった。従来型の映像編集者の求人も7%増えた。人民網が伝えた。

 従来の映画やテレビ番組の制作では、脚本、監督、撮影、美術、編集、視覚効果などを担う数十人から数百人規模のスタッフが必要だった。AIツールの活用により、現在では企画から映像生成、編集、視覚効果までの一連の作業を1人で手がけることも可能になっている。

 業界データによると、AIの導入によって、映像作品の制作期間は月単位や年単位から日単位へ短縮され、一部のショートドラマでは1話を数時間で制作できるようになった。視覚効果(VFX)や撮影前の映像設計などでは、作業効率が従来の3~10倍に向上したという。

 AI技術の活用は、映像制作の効率化だけでなく、制作費の削減にもつながっている。従来は数十人から数百人のスタッフが担っていた作業を少人数で進められるため、制作方法によってはコストに最大100倍の差が生じるという。

 映像業界で約20年の経験を持つ監督の何自強氏は、中国国内で早い時期から、文章を基に画像を生成する技術や、画像から動画を生成する技術を作品制作に取り入れてきた。何氏が最近手がけた作品の制作チームには、AI絵コンテ制作者、AI画像生成技術者、生成映像の品質調整・選別担当者、AI編集者など、新たな職種のスタッフが加わった。こうした担当者には、映像分野の専門教育を受けていない人も多いという。

 AI映像制作の拡大により、映像制作とAIツールの双方を扱える人材の需要が高まっている。AI編集者や生成映像の品質調整・選別担当者などの職種では、人材不足が続いている。

 AI映像制作に関連する職種の月収は、経験や能力によって異なるが、一般的には8000元(1元=約24円)から2万元程度となっている。

画像は人民網日本語版(CCTV提供)より

 
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