2026年08月03日-08月07日
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中国・国家電投、3750トンのグリーンアンモニアを韓国へ輸出

2026年08月05日

 中国の国家電力投資集団(国家電投)は7月28日、吉林省大安市で生産された3750トンのグリーンアンモニアが陸路で江蘇省連雲港市に運ばれ、船積みされて韓国向けに出港したと発表した。人民網が伝えた。

 このグリーンアンモニアは、国家電投の「Hyglobal・大安グリーンアンモニア」プロジェクトで生産された。同プロジェクトは年間生産能力18万トンを持つグリーンアンモニア製造設備で、吉林省西部の800メガワット(MW)の風力・太陽光発電資源を活用し、水電解による水素製造とアンモニア合成を組み合わせた再生可能電力由来の製造プロセスを採用している。炭素排出量は従来の石炭由来アンモニアと比べて90%以上少ないという。これに先立ち、同プロジェクトはISCC EUの非生物由来再生可能燃料(RFNBO)アンモニア認証を取得し、EUなどの低炭素市場向けの供給資格を得ている。

 国家電投集団・電投緑能水素エネルギー技術研究開発センターの賈玉瑩副主任は、「今回輸出した3750トンのグリーンアンモニアは韓国のクリーンエネルギー分野で利用される。これまでグリーンアンモニアの国際取引は数百トン規模の試験輸送が中心だったが、今回は約4000トン規模の輸出となった。中国のグリーンアンモニア製品が、品質、コスト、サプライチェーンの面で国際市場への供給能力を備えていることを示す事例になる」と述べた。

 業界関係者によると、グリーンアンモニアはゼロカーボン燃料や水素の貯蔵・輸送媒体として需要が拡大している。中国は豊富な風力・太陽光発電資源と化学工業基盤を背景に、グリーンアンモニアの生産・輸出拡大を進めている。

 国家電投集団・電投緑能の楊玉峰董事長は、「今回の商業輸出により、『北方の生産拠点、沿海港湾、海外市場』を結ぶ物流ルートが構築された。今後は同プロジェクトの生産能力拡大を進めるとともに、他のグリーン水素エネルギープロジェクトの建設も推進し、再生可能電力の活用拡大につなげたい」と述べた。

(画像提供:人民網)

 
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