中国国家エネルギー局がこのほど発表した「中国新型エネルギー貯蔵発展報告(2026)」(以下、「報告」)によると、2025年末時点の中国の新型エネルギー貯蔵の累計設備容量は、前年比84.3%増の1億3600万キロワット(kW)/3億5100万キロワット時(kWh)に達した。「第13次五カ年計画(2016~20年)」末と比べて40倍以上に増加した。世界の新型エネルギー貯蔵の累計設備容量は同約67%増の約2億8000万kWで、中国が世界全体の約50%を占めた。科技日報が伝えた。
「報告」によると、2025年、中国の新型エネルギー貯蔵設備容量は初めて1億kWを超え、揚水式水力発電による貯蔵設備容量の2倍以上となった。
地域別では、2025年末時点で華北地域が4413万1000kW/1億2330万2000kWh、西北地域が3838万2000kW/1億1733万8000kWhとなった。両地域の設備容量は、合計で中国全体の60.7%を占めた。
技術別では、2025年のリチウムイオン電池による貯蔵設備容量が1億3100万kW/3億3100万kWhとなり、新型エネルギー貯蔵設備容量の96.1%を占めた。「報告」は、リチウムイオン電池が引き続き中心となる一方、長時間エネルギー貯蔵の産業化や、複数の技術方式の検討も続いているとしている。