中国資源循環集団新能源科技有限公司が、使用済み風力発電設備25基の再製造作業を開始したことが17日、分かった。老朽化した風力発電設備を再製造し、別の発電用途で再利用するプロジェクトとなる。科技日報が伝えた。
今回対象となる25基はいずれも中国国内の風力発電所で15年以上使用され、運用終了の基準に達した設備。同社は、発電機、ギアボックス、ブレード、タワーなどの部品について個別検査や探傷検査、評価を実施し、再利用案を策定した上で、改修・再製造試験を行った。同社が独自開発した損傷修復、性能強化、駆動システムの精密修復などの技術を用い、試作機を再製造した。
評価の結果、再製造した試作機の総合性能は運用終了前に比べて向上し、一部の中核部品は現在市販されている同等クラスの新品に近い性能を示した。分散型風力発電、小規模自家発電所、産業用補助電源など、さまざまな発電用途で利用できるという。