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32.5万トン級VLOC、中国で建造 将来のメタノール燃料利用に対応

2026年09月03日

 中国の造船大手、恒力重工が載貨重量32万5000トンの超大型鉱石運搬船(VLOC)2隻を建造した。鉄鉱石やボーキサイトなどの長距離海上輸送向けで、将来のメタノール燃料利用に対応できる設計を採用している。中国新聞網が伝えた。

 2隻は、シンガポールに本社を置く韋立国際(Winning International Group)向けに建造された「WinningMax」型で、「韋立創世(WINNING CREATION)号」と「韋立摯誠(WINNING DEVOTION)号」と命名された。恒力重工が受注した同シリーズは計8隻となる。

 船体は全長329.9メートル、型幅60メートル、型深さ30.5メートル。鉄鉱石やボーキサイトなどのばら積み貨物を長距離輸送するほか、液体ばら積み貨物や甲板上への貨物積載にも対応する。

 恒力造船(大連)の王雷副総経理によると、建造では船体を構成する大型ブロックを組み立てる工法を採用した。今回完成した2隻のうち2隻目は、ドック内での建造期間が88日だった。

 恒力重工によると、同型船と比べて船体重量を2000トン余り軽量化する一方、貨物積載量を増やした。航海速力は14.17ノットとしている。同社では現在、180隻を超える船舶を建造しており、年間の鋼板加工量は300万トン。受注残は2030年まであるという。

(画像提供:人民網)

 
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