中国上海市で19日、世界人型ロボット自由格闘リーグ(URKL)の全国都市シリーズ初戦が行われた。ロボットは自律走行で八角形のリングに入り、対戦相手の位置や姿勢を認識して次の動きを予測し、自身と相手の状態をリアルタイムで把握しながら、次の動作を自ら選んだ。中国新聞網が伝えた。
会場となった宝山体育館では、人型ロボット「ENGINEAI T800」2台がパンチやキックを繰り出し、相手の攻撃をかわしながら対戦した。倒れた状態から跳ね起きる動作や、相手の位置に応じた素早い移動、跳び膝蹴りなどの新たな動作も披露した。
最終対決では、複数のロボットが同時に対戦した。ロボットは相手の位置や姿勢、移動経路、動きを追跡し、全体の状況に応じて、相手をけん制する役と攻撃に出る役を割り当てながら、戦い方をリアルタイムで判断した。システムは3台のT800の位置関係も常時把握し、互いにぶつからないよう距離を調整。回り込んだり、同時に相手をけん制したり、交代しながら連携したりする動きも見せた。
今回の大会では、数千人規模の会場で、ロボットが自律的に対戦するシステムが使われた。対戦相手や周囲の状況を認識し、状況判断や戦略の決定、動作の計画、実行までをAIが一連の流れとして処理した。

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