中国国家エネルギー局が11日に発表した「中国水素エネルギー発展報告2026」によると、2025年末時点の中国の水素生産能力は前年比約1.4%増の年間5100万トン超となった。2025年の水素生産量は同約7.3%増の3900万トン超だった。再生可能エネルギー由来の水素製造能力は、世界全体の53%を占めている。科技日報が伝えた。
統計によると、2025年末時点で、中国で完成済みまたは建設中の再生可能エネルギー由来水素製造能力は年間100万トンを超えた。このうち、稼働済みの生産能力は年間25万トン超で、2024年末から2倍以上に増えた。建設中の生産能力は年間90万トンを超えており、水電解による水素製造が主な方式となっている。
水素エネルギー関連インフラの整備も進んでいる。2025年末時点で、中国では長距離純水素パイプラインが20本以上計画され、総延長は5500キロメートルを超える。稼働済みの総延長は350キロメートル超となった。中国国内で建設された水素ステーションは累計590カ所を超え、燃料電池自動車の保有台数は約3万2000台に達した。2025年に中国国内で新たに普及した燃料電池自動車は約8000台だった。