2026年08月24日-08月31日
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吉林から上海へ2000キロ超 グリーンメタノール8000トンを輸送

2026年08月31日

 中国上海市の洋山港で8月15~16日に8000トン超のグリーンメタノールが船舶に補給された。このメタノールは主に吉林省洮南市で生産され、大連港を経由して上海港まで2000キロ以上輸送された。中国新聞網が伝えた。

 洮南市では、上海電気集団がトウモロコシの茎などの農業廃棄物と風力・太陽光発電を利用してグリーンメタノールを生産している。純酸素加圧バイオマスガス化や、風力発電を利用した水素製造などの技術を採用し、年間100万トンのトウモロコシの茎を利用する計画だ。従来の石炭由来メタノールと比べ、炭素排出量を65%以上削減するとしている。

 グリーン燃料の生産は再生可能エネルギー資源の豊富な中国北部に多い一方、船舶向け燃料の需要は沿海部の港湾に集中している。上海市、吉林省、遼寧省は今年6月、「吉林省洮南市で生産―大連港で中継・貯蔵―上海港で補給」というグリーン燃料の輸送ルートの整備を開始した。今回補給されたメタノールも、このルートで運ばれた。

 洮南市では8月20日、第2期プロジェクトが始動した。年間20万トンのグリーンメタノールと1万トンの持続可能な航空燃料(SAF)の生産を計画しており、中国国家グリーン発展基金が筆頭出資者となっている。2028年の完成・稼働開始を予定している。

 中国国家エネルギー局が8月5日に発表した「中国グリーン燃料発展報告(2026)」によると、2025年の中国のグリーンメタノール生産能力は世界全体の約60.3%、グリーン合成アンモニアは約79.5%を占めた。

(画像提供:人民網)

 
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