中国河南省洛陽市の国家農機装備イノベーションセンターで、中国初となる100馬力のホイールサイド駆動型自動運転電動トラクターが開発された。中国新聞網が伝えた。
ドローンや自動運転車が人々の暮らしに入りつつある一方、自動運転トラクターのような大型の農業機械は、まだ一般にはなじみが薄い。
このトラクターには、分散制御、四輪操舵、電子制御式リフト、独立電動PTO(パワー・テイク・オフ)、自動運転制御、ネットワーク接続技術が搭載されている。低速・高トルクの無段変速に対応し、旋回半径を小さくするとともに、障害物を乗り越える性能を高め、丘陵地帯での作業への適応性を向上させている。
機械設計エンジニアの魏鵬然氏によると、それぞれの車輪を個別に制御でき、斜行やその場での方向転換など、多様な動きに対応する。遠隔操作による作業のほか、スマートフォンアプリを使った地点設定やナビゲーションによる自動作業も可能だ。搭載したミリ波レーダーの測位精度は2.5センチメートルで、自動で障害物を回避する機能も備えているという。

(画像提供:人民網)