市場調査会社IDCはこのほど、中国の聯想集団(レノボ・グループ)と共同で、AIエージェント向けの「AI専用コンピューター(AI Center)」に関する白書を発表した。それによると、2030年までに中国のAI専用コンピューター市場規模は770億元(1元=約23円)に達する見通しだ。中国新聞網が伝えた。
同白書によると、AI専用コンピューターはAIエージェント向けに設計されたエッジコンピューティング機器で、L3(レベル3)以上の自律実行型AIエージェントを搭載できる。長い処理工程を伴う複雑なタスクを連続して自律的に実行でき、ローカル推論、タスク実行、データ保存を一体化している。
同白書は、中国のAI専用コンピューター産業が今後、次の3段階をたどると予測している。
(1)2026年:製品カテゴリーの導入期。年間出荷台数は約40万台、市場規模は約50億元になる。
(2)2027~28年:初期普及期。AIを活用する一人会社(OPC=One Person Company)や中小企業による導入が徐々に進むが、市場は引き続き製品カテゴリーの認知を広げる段階にある。
(3)2029~30年:市場の成長加速期。出荷台数は約350万台から約700万台に増加し、市場規模も約460億元から約770億元に拡大する。
(提供元:人民網)