中国上海市で12~16日に開かれた産業技術の展示会「第26回中国国際工業博覧会」では、人型ロボットの製造現場への応用が注目を集めた。会場となった国家会展センター(上海)には、24の国・地域から3200社余りが出展。展示面積は過去最大の31万平方メートルに達し、先端工業技術や先進製造技術、産業チェーン全体にわたる新たな応用事例が紹介された。中国新聞社が伝えた。
人型ロボットの展示エリアには38社が出展し、複数の企業が工場での日常的な作業に対応する技術を紹介した。具体的には、製造現場での資材の投入・取り出し、荷物の積み付け・積み下ろし、仕分け、箱の運搬など、繰り返し行われる作業への活用が想定されている。人型ロボットの開発は、試作機の研究開発段階から、製造現場への本格的な導入を目指す段階へと移りつつある。
会場では、来場者がロボットと触れ合える体験コーナーを設けたブースも多く、実際に体験する人々でにぎわった。エンボディドAIを日常生活に取り入れるための技術も紹介された。
今回の展示では、ロボット産業が技術開発だけでなく、製造現場などでの具体的な活用に重点を移しつつあることが示された。人工知能(AI)をさまざまな産業に活用する「スマート経済」についても、構想段階から実際の産業利用に向けた取り組みが進んでいる。

(画像提供:人民網)
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