インド科学技術庁、2020-2021年度「年次報告書」を公表③

2021年6月30日 西川 裕治(元 JST インドリエゾンオフィサー)

インド科学技術省・科学技術庁(Department of Science and Technology: DST)が2021年2月、2020-2021年度「年次報告書」(Annual Report 2020-2021)を公表した。今回は多国間および、その他の地域間等での協力関係について紹介する。

参考:
インド科学技術庁、2020-2021年度「年次報告書」を公表②

2.1.3 多国間および地域間プログラム

<インド・ASEAN 科学技術協力プログラム>

2020年11月10日、ASEAN-インド科学技術開発基金 (AISTDF)の第7回会合は、インドDSTのアシュトー・シャルマ(Ashutosh Sharma)長官が議長を務め、インドと東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の間で進行中の科学技術・イノベーション(STI)の協力をレビューした。

ASEAN-インド科学技術協力の下での新しいSTIイニシアチブ、2021年のイベントと活動のカレンダー、2019-2020会計年度のAISTDFの決算書、2025年3月31日までのAISTDFの有効期限の延長が会議において承認された。

ASEAN加盟国とインドの間で、利用可能なテクノロジーとイノベーションを蓄積・共有するためのデータバンクを開発するために、ASEAN-India Innovation Platform (Idea to solution)が開始された。

7,079件の放棄された特許に関する情報もソーシャルイノベーションデータバンクに搭載されており、ASEAN 加盟国で展開される可能性のある33件のインドのイノベーションがマッピングされている。

インドから約200件のイノベーションがResearch Innovation databankにアップロードされた。このデータバンクには、ブルネイ(25件)、マレーシア(5件)、フィリピン(2件)、シンガポール(6件)、タイ(34件)、ベトナム(5件)への投稿があった。

350以上のイノベーションが、製品イノベーションデータバンクにアップロードされた。これはASEAN加盟国で共有され、商業化される可能性がある。

バイオ医療機器、食品および農業科学、サイバー・フィジカルシステムおよび人工知能に関して、海外からの215件の新しい共同研究開発提案のうち17件が2年間の認可を受け、47件の研究およびトレーニング・フェローシップが、さまざまなインドの研究所で研究活動を行うためにASEANの専門家に授与された。

<ベンガル湾多分野技術経済協力イニシアチブ(BIMSTEC)>

BIMSTEC技術移転ファシリティ設立のための協定書は、BIMSTEC加盟国(バングラデシュ、ブータン、インド、ミャンマー、ネパール、スリランカ、タイ)間での締結に向けて最終決定された。

協定書は、2021年の第1四半期にスリランカで開催される次のBIMSTECサミットで採択される可能性がある。

<BRICS 科学技術イノベーション協力>

2020年11月13日にオンラインで開催された第8回BRICS科学技術大臣会合で、ハルシュ・バルダン(Harsh Vardhan)科学技術相がインド側を代表した。インド側は、サイバー・フィジカルシステムやVAJRAなどの主要なフラッグシップイニシアチブへの新興5カ国(BRICS)の科学者の参加を歓迎した。

BRICS STI宣言2020およびBRICS STI 2020カレンダーが、BRICS フレームワークのプログラム下で実行される活動のために採択された。これらには、共同公募、テーマ別ワークショップ、トレーニング、若手科学者間のネットワーキング、研究インフラストラクチャの共有、相互のメガサイエンスプログラムへの参加などが含まれる。

バルダン科学技術相は、ワクチン開発のためのインドの取り組みを強調し、BRICS大臣を次の会議のためにインドに招待した。インドは2021年1月にBRICSの議長国に就任した。

DSTのシャルマ長官は、2020年11月12日にオンラインで開催されたBRICS科学技術イノベーション(STI)高官会議の第10回会議においてインド側を代表した。シャルマ長官は、サイバー・フィジカルシステム、量子コンピューティングテクノロジー、国家スーパーコンピューティングミッション、VAJRA、SERB-POWERなどの新興分野におけるインドの取り組みを強調し、これらの分野におけるBRICS諸国間のより強力な協力を求めた。

ロシアは主催者として、すべてのBRICS諸国を代表して、BRICS Science, Technology and Innovation フレームワークの下で作成された進捗報告書を発表した。これには、材料科学とナノテクノロジー、ICT とHPC、フォトニック、海洋と極地科学、固体照明、再生エネルギー、BRICSの若手科学者会議などの優先分野における一連のテーマ別ワークショップが含まれる。

「BRICS STI MOU」に基づいて作成された、過去5年間(2015-2020)の成果に関するレポートも発表された。BRICS COVID-19 公募のステータス レポートと協力の次の段階に採用される新しいプロセスも発表された。さらに、2020年11月13日に開催された第 回BRICS科学技術大臣会合に提出されたBRICS STI 宣言2020および BRICS STI2020カレンダーについて、高官が議論し、最終決定した。

2020年10月13日、BRICS科学技術イノベーション(STI)運営委員会の第7回会議には、BRICS諸国の高官が出席し、BRICS 科学技術大臣と高官会議の次の会議の議題について議論した。第8回BRICS 科学技術閣僚会議は、モスクワ宣言とBRICS STI協力の採択であった。委員会は、過去5年間のSTI協力の成果に基づいた報告書の発行と、BRICS 協力を深化させるための新しい枠組みとメカニズムの開発を勧告した。

<BRICSワーキンググループミーティング>

インドは、海洋・極地の科学技術に関する第3回ワーキンググループ(WG)を主催した。このWGの主な目標は、政府、大学、研究機関、産業界の共同活動を通じて、海洋・極地科学の分野でBRICS加盟国間の協力を促進し、技術を実用化することだ。新しい知識を生み出し、人材をトレーニングし、新しいアプリケーションを開発し、海洋・極地の科学に対する一般の理解を向上させることとしている。

「新エネルギー・再生可能エネルギー源とエネルギー効率」に関する第2回 BRICS WGは、2020年10月14~15日にロシアの国立研究大学と科学高等教育省によってオンラインで開催された。BRICSのすべての国から合計47人の参加者と、新エネルギーおよび再生可能エネルギーの分野において、採択された共同研究プロジェクトからの講演者が、参加した。

インドが来年のBRICS議長国であることを考慮し、インドは、2021年に「新エネルギー・再生可能エネルギー源とエネルギー効率」に関するBRICS WGの次回会議を開催することを提案した。

ナノテクノロジー・材料科学に関する BRICS WGの第2回会議は、2020年10月1~2日にインドによってオンラインで開催された。WGは委任事項(ToR)を採択し、ナノテクノロジー・材料科学に関するBRICSバーチャルセンターを設立するためのコンセプトノートも完成させた。また、WGは次のBRICSの提案募集に含めるナノテクノロジーの優先分野を決定した。

インドの専門家は、2020年10月にロシアがオンラインで開催した「フォトニクス」に関するBRICS WGの第2回会合に出席した。WGは、BRICS Virtual Institute on Photonic (VIP)を設立するためのコンセプトノートを完成させ、次のBRICSの提案募集に向けたフォトニクスの優先分野を特定した。

インドは、2020年9月にロシアがオンラインで開催した「ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)とICT」に関するBRICS WGの第4回会議に参加した。WGは、進行中のBRICS共同研究開発プロジェクトの進捗状況をレビューし、BRICS諸国間のHPCとICTの分野における新しい協力分野を特定した。またWGは、BRICS共用可能施設としてHPCに関する統合ハブを設立するためのコンセプトノートについても議論した。

インドは、2020年10月にロシアがオンラインで開催した「科学技術イノベーション起業家パートナーシップ」に関する BRICS WG (STIEP) の第4回会議に参加した。WGは、BRICS 技術移転センターの設立の方法、および BRICS諸国のテクノロジー・ビジネスインキュベーターのネットワークについて議論した。

<欧州連合(EU)との連携>

2020年9月25日から26日にかけて、インドとEUのオンラインワークショップで、廃水の処理、再利用、およびインドにおける廉価技術のデモンストレーションが開催された。ワークショップは、インドDSTとEUが支援するwaterプロジェクトにより開催された。このプロジェクトでは、25の研究機関、中小企業、NGO、インドとヨーロッパの市民団体が協力している。このプロジェクトでは、新たに発生する汚染物質、地下水再充填のための水採取を含む、合計14の廃水処理のパイロットプラントが想定されている。これらのワークショップには、150人以上の研究者、産業界代表者、市民団体などのエンドユーザー、NGO、DSTの職員が参加した。

インドとEUの4つの研究・展開プロジェクト (PAVITR、LOTUS、PANIWATER、SARASWATI 2.0)が実施された。これらのプロジェクトは、インドの条件に適した廃水処理技術の設計、開発、およびその展開を対象としている。プロジェクトの1つでは、パイプ配水システムおよびタンカー給水におけるリアルタイムの水質監視のためのセンサーの開発に取り組むものである。このような技術の実現可能性をテストするために、約30の実証パイロットプラントがMBR、SBR、UASB、建設湿地など全国に設立される。プロジェクトコンソーシアムには、ヨーロッパとインドの130のトップ研究機関(インド工科大学マドラス校、インド工科大学ルーキー校、インド工科大学カラグプール校、AMU、CSIR-NEERIなど)、産業、中小企業、NGO、その他のヨーロッパとインドの市民団体が含まれ、欧州委員会の研究・イノベーション総局とDSTが実施機関となる。

2020年11月9日には、インドとEUの4つのwaterプロジェクトの中間レビューが行われ、進捗状況が評価された。レビューはインドと欧州連合によって指名された専門家によって行われ、全体的に科学的進捗については、特に処理システムの設計に関して、満足されるものであることが分かった。

<上海協力機構(SCO)>

上海協力機構(SCO)は、2001年にロシア、中国、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの6 カ国によって設立された。インドは2005 年にSCOの「オブザーバー国」として認められ、2017年6月24日にウズベキスタンのタシケントで義務覚書 (MoO)に署名することにより、SCOの正式メンバーになった。

インドは憲章、条約の条項、ならびに国際条約およびSCOの枠組みで採択された文書の目標と原則を遵守する義務がある。また、科学技術協力を含むSCOフレームワークの下で18の国際条約に参加する義務もある。

2019年11月20日から21日にかけてモスクワで開催されたSCO加盟国の省庁長官と科学技術省の第5回会合で、インドは、若い才能の創造的でイノベーティブな可能性を活用するためにSCO若手科学者フォーラム会議を開催することを提案し、インドのこの提案は、全SCO加盟国に満場一致で受け入れられた。

<SCO若手科学者会議>

第1回上海協力機構(SCO)の「若手科学者会議」は、2020年11月24~28日にインドにより、オンラインで開催された。コンクラーベ(会議)は、保健・家庭福祉・科学技術・地球科学の連邦大臣であるハーシュ・ヴァルダン博士によって開会された。コンクラーベには、SCO加盟国から指名された67人の若手科学者と学生を含む約200人が参加した。22名の若手科学者に対してSCO諸国と協力して取り組もうとしているイノベーティブな研究活動とアイデアに対して感謝状が授与された。

この 5 日間のコンクラーベは、

  1. (1) 農業と食品加工
  2. (2) 持続可能なエネルギーとエネルギー貯蔵
  3. (3) バイオテクノロジーとバイオエンジニアリング
  4. (4) 研究とイノベーションによる COVID-19 の新たなパンデミックとの闘い
  5. (5) 環境保護と天然資源管理

の5つのテーマ領域でのイノベーティブなアイデアと結果、SCOの若手科学者で共有する機会を提供した。

<第5回 BRICS Young Scientists Conclaveにインドが参加>

19人のインド人参加者 (若手17人の科学者と2人のイノベーター) が、BRICSの第5回若手科学者会議にオンラインで参加した。この会議は2020年9月21日から25日にかけてロシアによって組織されたものである。BYSコンクラーベは、エコロジー、材料科学、人工知能(AI)の3つのトピックを取り上げた。

「サイエンス・スタンドアップバトル」は、BRICS Young Scientists Conclave-2020の参加者による研究成果のビデオプレゼンテーションである。インドの若手研究者が、BYSC-2020 途上国科学者研究研修フェローシップ(RTF-DCS)で開催された同コンテストで1位と2位を獲得した。

54のフェローシップが、科学技術のさまざまな分野の発展途上国の研究者に授与された。これらのフェローは、インドの研究所/大学/研究所に配属され、6カ月間の研究を実施した。科学技術、工学のすべての分野がこのスキームでカバーされている。

<インド科学研究フェローシップ(ISRF)>

ISRFプログラムは、近隣諸国の若い研究者に、インドの研究所/大学で利用可能な最先端施設にアクセスする機会を提供した。8カ国から約128人のフェローがこのプログラムの下でフェローシップを授与されており、2015年以降、約103人のフェローがフェローシップを利用している。

2015年から2019年までのISRFの呼びかけで20件の研究論文が発表され、フェローは関連分野のさまざまな会議やシンポジウムにも参加した。生命科学、獣医学、水産学、医学、歯学、歯周病学、農業、地質学、化学、数学、物理学、コンピュータ科学、工学など、さまざまな研究分野での70のアプリケーションが検討されており、旅行制限の解除後に実施される。

<リンダウで開催された第70回ノーベル賞受賞者会議へのインド人学生の参加>

2001年以降、DSTとドイツ リンダウ財団は、リンダウで毎年開催されるノーベル賞受賞者会議への優秀なインド人学生の参加に協力している。ノーベル賞受賞者の会議は、物理学、化学、生理学、医学、および学際的な科学について開催されている。そこでは毎年1つの分野が選ばれ、約80カ国から約600人の学生が参加し、40人のノーベル賞受賞者と交流する。

2020年6月には、同会議の70周年記念会議が予定されていた。DSTとリンダウ財団は、物理学、化学、医学にわたる学際的分野で270件の申請から30人の優秀な学生を共同で選抜した。ただし、2020年6月の例会は、パンデミックの蔓延により開催できなかったので、2020年に選ばれた学生は、2021年6月27日から7月2日まで開催される会議への参加が考慮される。

<2020年ラマヌジャン賞>

2020年の数学に対する賞金15,000米ドル(約170万円)の国際理論物理学センター(ICTP)のラマヌジャン賞は、ブラジルのリオデジャネイロにある純粋応用数学研究所(IMPA)の女性研究者、カロライナアラウージョ(Araujo)教授に授与された。この賞は、2020年12月9日にイタリアのトリエステにある国際理論物理学センター(ICTP)によって授与された。この賞は、代数幾何学の分野における彼女の業績と貢献が認められたもので、教授は、数学における女性の活躍推進や、重要な数学的活動のネットワーク化においても重要な役割を果たしてきた。

<産学コンクラーベ>

2020年11月26日に、第9回グローバルイノベーション&テクノロジーアライアンス(Global Innovation & Technology Alliance:GITA)創設記念日イベントがオンラインで開催された。今年の祝賀会のテーマは「Atmanirbhar Bharat(Self-Reliant India)」で、インド国内外から500人以上が参加した。国別セッションは、イスラエル、スウェーデン、カナダ、韓国とで開催された。

バルダン科学技術相は、9年間事業を実施してきたGITAを祝福し、「GITAがイノベーションを促進し、ニッチな分野を切り開き、産業界の興味・関心を引き出す触媒として機能し、GITAが管理するさまざまな政府資金からメリットを得ることを可能とした」と述べた。インド政府の主任科学顧問であるヴィジェイ・ラグハヴァン(K.Vijay Raghavan)教授とDSTのシャルマ長官も講演を行った。インド-韓国、インド-UL、インド-カナダのプログラムの3つの二国間プロジェクトが成功裏に終了したことが祝われた。

<テクノロジーサミット>

インドのバルダン科学技術相とポルトガル政府のマヌエル・エイトル(Manuel Heitor)科学技術高等教育相による、サミットの最初のセッションでの講演は、水技術、農業技術、健康技術、エネルギー、気候変動、クリーン技術、ICT、先端技術、宇宙と海洋の相互作用に重点が置かれたものであった。 バルダン科学技術相は、2020年12月7日にサミットの一環としてハイテク デジタル展示会を開催した。その3日間のサミットには2,200人を超える代表者(ポルトガルから200人、インドから2,000人、その他の国から64人)が参加し、85人の講演者が出席した。デジタル展示会では49のインドの産業と11のポルトガルの産業が、水、健康、エネルギー、クリーンテクノロジーなどの分野の技術を展示した。加えて200回のBtoBミーティングが開催され、相互の経験を共有した。

DST-CII(インド工業連盟)India-Portugal Tech Summitでは、さまざまなレベルでのステークホルダーの関与機会がいくつか特定され、世界が直面している社会的課題に対処するためのソリューションを拡大する可能性について審議され、肯定的な結果をもたらした。3日間のサミットでは、インドとポルトガルだけでなく、世界の社会・経済開発に関係する問題について、魅力的で生産的な一連の議論が行われた。

<グローバルR&Dサミット>

グローバルR&Dサミットは、インド商工会議所連盟(FICCI)がDSTとの共同で開催する年次イベントである。今年のバーチャルのグローバルR&Dサミット2020は、2020年11月25日から28日に、「テクノロジーとイノベーションによる回復力のある経済の構築、新世界秩序における開発パートナーシップ」というテーマで開催された。サミットには、世界中から80人以上の技術専門家が集まり議論した。FICCIはサミットで「科学と産業の出会い」シリーズを発表した。それは、より大きな社会・経済的インパクトを達成することと商業化につながるイノベーションをもたらすであろう。

<Vaishwik Bharatiya Vaigyanik サミット>

グローバルサミットであるVAIBHAVは、2020年10月2日から31日まで、DST、MOE、CSIRと協力、インドの学術機関が参加するDRDOによって開催された。これは、明確に定義された目標に対する問題解決アプローチを使用して、思考プロセス、実践、および研究開発文化に関する審議を可能にする共同イニシアチブである。

VAIBHAVイニシアチブは、新たな課題を解決するために、世界的なインドの研究者の専門知識と知識を活用するための包括的なロードマップを提示することを目的としている。諮問委員会は2020年10月28日から31日にかけて開催され、さまざまな分野のパネリストが、特定の分野のさまざまな分野横断的に議論し結果を発表した。諮問委員会は、結果についての洞察を提供し、パネリストに、科学技術の奇跡的な変化のための新しいロードマップを準備するためのレポートを提出するように求めた。

<Pravasi Bharatiya Academic and Scientific Sampark(PRABHASS)と名づけられた「インド人ディアスポラ」に関するポータル(ディアスポラ:海外離散・移住)>

VAIBHAV サミットが成功裏に完了した後、2020年10月31日に、インド人ディアスポラの新しいポータル「PRABHASS」が開始された。DSTはVAIBHAVサミットの運営委員会の積極的なメンバーであり、現在は PRABHASS のワーキング グループの積極的メンバーである。

「PRABHASS」のワーキンググループミーティングは、PRABHASS プラットフォームを使用して、インドと外国を拠点とする科学技術の専門家を結びつけることについて議論するために開催された。

委員会のブレインストーミング・セッションは、VAIBHAVサミット中に、インド人ディアスポラによってこれまでに提供された貴重な提案について議論し処理するために、時々開催された。この仮想プラットフォームは、インドと外国を拠点とする科学技術の専門家を結びつけるものとなる。

<インド国際科学フェスティバル-2020 (IISF-2020)>

2020 年第6回インド国際科学フェスティバル (IISF)は、2020年12月22日から25日にかけてオンラインで開催された。バルダン科学技術相はこの科学フェスティバルで初めて導入された「科学外交」イベントを開始した。それは、意識を広め、ガバナンスを敏感にし、政策立案者が、外交における科学技術の概念を受け入れ、国家建設のために正当な重要性を与えるために組織されたものである。

このコンクラーベは、国際関係の文脈における「Aatmanirbhar Bharat」(Self-Reliant India)の国家目標の方向性も提供した。

<海外の科学技術大臣との外交会議>

2020年12月23日、オンラインで開催されたインド国際科学フェスティバル2020(IISF-2020)の一環として、ASEANおよび近隣諸国に焦点を当てた、科学技術大臣および外交官会議がオンラインで開催され。会議中、アフガニスタン、カンボジア、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、スリランカ、ウズベキスタンの閣僚、デンマーク、イタリア、オランダ、スイスの外交官、ロシア、タイ、その他の国の科学者や政策立案者が、ポストCOVID-19 時代の研究開発戦略について議論した。

会議で明らかになった科学技術協力の共通点には、ワクチン診断、気候変動への適応、農業科学、人工知能(AI)を含む手頃な医療など、新興分野における科学技術の適用を通じて社会的課題に取り組む必要性が含まれた。